audio-technicaの新製品発表会があったとか。地元企業ってこともあり、なんだかんだ言って好きなメーカーです。
- 新フラッグシップ「ATH-IEX1」!
- 完全ワイヤレスイヤホンの入門モデル「ATH-CK3TW」
- メイプル材ハウジングのATH-WP900
- 【レビュー】Acoustune HS1650CU:透明感のあるつややかみずみずしいサウンドが魅力。JAZZ好きに捧ぐ。 | audio-sound @ premium
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新フラッグシップ「ATH-IEX1」!
去年から、Victor JVC HA-FW10000、SONY IER-Z1Rと、日本のメジャーオーディオメーカーが10万円台で実力派機種を相次いでリリースし、同じ価格帯でCampfire ANDROMEDAがリニューアルされたり限定版出したり、MEZE Audio RAI PENTAが話題になったりと、にわかに高級イヤホンの主戦場みたいになっている10万円台価格帯。自然と注目を集めている中に、オーテク様も新製品をぶっこんできます!
とりあえず各メディアのリリース記事を総合すると、この機種は、オーテク独自技術の「デュアルフェーズ・プッシュプル・ドライバー」のうちの一機を敢えてパッシブラジエーター化することで低域の量感を向上させ、音の繋がりもよくし、さらに超高域用のバランスドアーマチュアドライバー2基もこれらと同軸上に配置することで、音の広がりと連続性、空気感にこだわったという機種らしいです。ああ早く聴きたい。
実際の音質はどんなものかはPHILEWEBさんが早速簡潔ながらレビューしてくれています。
まずは、井筒香奈江「リンデンバウムより」に収録の「氷の世界」を聴く。冒頭のピアノは最初のタッチから長く続くサスティーンまで、凛とした空気を感じさせる。途中から加わるウッドベースはシャープな輪郭を描きつつもまろみを思わせ、しかもズンと沈む。ボーカルはフォーカスよく潤いがあり、口もとの動きも滑らかに描写される。重厚そうな外観に比べると緻密で軽快な音傾向からは、これまでのオーディオテクニカのカナル型イヤホンにはなかった新境地を感じる。
たしかに言われてみれば、オーテクの音ってデジタル的な派手さや明瞭性はあっても、上でふわっと広がる浮揚感とか潤いというような質感的な演出感には少し欠けていた印象があったんですが、おそらくこのイヤホンはそこらへんの風味が改善されているのだろうなというのが窺える文章です。興味は尽きません。
完全ワイヤレスイヤホンの入門モデル「ATH-CK3TW」
「IFA 2019」関連の情報としてすでに発表はされていたオーテクブランド完全ワイヤレスイヤホンの入門機です。ただ、そのときは値段が不明で、入門機としての位置づけだということから、1万円以内で出してくるだろうと予想してましたが、案に相違して13000円くらいで出すようです。
現状日本の完全ワイヤレスイヤホン市場は入門機というと、AVIOT TE-D01gが事実上のデファクトスタンダード化しているので1万円以内というのが相場でしょうし、ATH-CKS5RWが17000円くらいというあたりにいることから、1万円ちょうどくらいを予想してました。個人的に13000円という値付けは、入門機という括りでは少しお高いというイメージです。
ま、ぶっちゃけATH-CKS5TWの音は明らかに賛否両論あるやつなんで、入門機と言わず「万人向けのを出した」と思えば、価格は気にせずにこの製品を正しく理解できるかも。スペック的にはATH-CKS5TWを知ってると物足りない気がします。
あと防水性能はIPX2。
メイプル材ハウジングのATH-WP900
イヤホンに比べるとヘッドホンは若干個人的な関心が低いので、これについては「ほぅほぅ」と相づち打つくらいしかできません。
メイプルの外観でポータブルできるって斬新!って感じかな?
【レビュー】Acoustune HS1650CU:透明感のあるつややかみずみずしいサウンドが魅力。JAZZ好きに捧ぐ。 | audio-sound @ premium
この機種はTwitterでアユートの営業さんのツイートを目にし、興味を持った機種。ちょうど同じ頃にCayin YB04を聴いており、そちらもJAZZが楽しく、しかもこのイヤホンと価格帯がもろかぶりする。そして海外のレビューを渉猟してみると評判も悪くない感じで、聴きたくなったというわけ。 あくまで個人的な好みで言えば、Cayin ...
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